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台湾新幹線についての話題です。
台湾の新幹線?ってピンと来ない方もいるかもしれませんが、
この新幹線、日本の700系新幹線を輸出してるんです。
これは気になりますよね。
と言うことで、開業1年を迎えた台湾新幹線についての記事です。
開業1年 新幹線が台湾を変えた 「分断経済圏」進む融合
2008年02月01日
日本から初めて海外に輸出された新幹線システムを使った台湾高速鉄道(台湾新幹線)が1日、正式営業開始から1年を迎える。欧州技術との併用で当初は安全面が不安視されたが、大きなトラブルもなく、乗客数を順調に伸ばしている。台湾の南北345キロを最短90分で結ぶ高速列車は社会、経済に予想以上のインパクトを与え、「台湾を変えた」とも評されている。
各駅では毎朝、背広姿の会社員が目立つ。台湾ネスレで働く台中在住の梁家昌さん(47)は「仕事や出張のスタイルが変わった」と話す。
出張の多い梁さんは以前、バスや車で台北まで2時間以上、高雄には3時間以上かかり、宿泊が前提だった。新幹線ならいずれも1時間以内。日帰りで日程が作れるようになった。
台湾経済研究院の黄崇哲研究員は「台湾は主に交通の不便さから北部、中部、南部で経済圏が分断されていた。新幹線の登場で初めて『全台湾圏』が誕生した」と指摘する。
黄氏によると、台湾で盛んなIT産業は南部の工場と北部の本部の行き来が容易になり、台北にいる弁護士や会計士ら専門職の南部進出が進むなど、人の移動が活発化しているという。
一方、最大の被害者は国内航空各社。全体で約6割の顧客を失った。台北―台中や台北―嘉義の両路線は早々と運航停止。新幹線並みの価格に値下げした台北―高雄も立栄航空が全面撤退を表明するなど壊滅に近い。
新幹線の昨年の累計乗客数は台湾人口の3分の2にあたる1555万人。12月は単月の乗客数が初めて200万人を超えた。本数は開業当時の1日19往復から現在は63往復に増加。まだ赤字だが、運営する民間会社「台湾高速鉄路」の賈先徳スポークスマンは「目標の1日88往復まで増やし、年末に収支均衡を達成したい」と強気だ。
営業開始まで数度の延期など難航したが、現時点で重大なトラブルはなく、発着も正確だ。しかし、不安がないわけではない。
最大の問題は運転士の確保だ。現在は仏人ら外国籍35人と台湾籍54人。本数増に伴い増員は不可欠で、台湾籍を100人まで増やす計画だ。ただ、運転士の教育は平均8カ月が必要とされ、追いつかない。台湾高鉄はJRなどにOB運転士の派遣を希望しているが日本側は消極的とされる。
また、用地買収の事情などから駅の多くは市街から離れており、市街と結ぶ公共交通も乏しい。台湾高鉄は無料シャトルバスを今年から拡充、利用者の不満解消を図っている。
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〈台湾新幹線〉
計画は90年代に始まり、仏独企業連合がいったん受注したが、地震対策などを考慮し99年に日本の新幹線システムの採用が決定。日欧の方式が混在する格好になった。07年1月5日に板橋―左営(高雄)間で試験営業が始まり、2月1日から正式営業、3月2日に台北まで全面開通した。総事業費は民間鉄道では世界最大級の1兆8000億円。08年1月上旬時点で平均乗車率は44.7%で、1日当たりの旅客は4.3万人。